ずっと一緒に暮らすために

センターやボランティア団体にいる犬・猫たちは、「迷子になっても飼い主からの問い合わせがなかった」、「ご高齢の飼い主が亡くなった」、「飼い主が病気になり飼えなくなった」等の理由で保護されています。
犬・猫たちに再び同じ思いをさせないためにも、自分や家族が責任を持って最後まで飼い続けられるのかを考えることが大切です。

飼い始める際の心構え

性格について

センターやボランティア団体等の保護施設の飼育環境は一般家庭の飼育環境と異なるため、新しい飼い主への譲渡後に犬や猫の思いがけない一面が現れることもあります。
新しい飼い主のもとで「明るくなった。」、「お散歩が大好きになった。」という嬉しい変化もあれば、「思ったよりも吠えるようになった。」などの問題が生じることもあります。

しつけについて

基本的なしつけが身に付いていない成犬・成猫もいます。しかし「できない」のではなく、「教えてもらえなかった」だけであることが多いです。時間はかかるかもしれませんが、楽しく、根気よく教えてあげましょう!
好ましい行動を取ったら「ほめる」ことがしつけの基本です。好ましくない行動(家具を傷つける、吠え続ける等)は覚えさせないように注意しましょう。既に好ましくない行動が習慣化されていて直すのが難しいときや、自分で対処できないときには、訓練士や獣医師など専門家に相談しましょう。

飼い主には健康と体力が必要です。

飼い主が病気やケガをし日常生活に支障が生じれば、犬・猫の世話が負担になります。また、ペットが年をとり、介護が必要になるなど、いままで以上に世話をする負担が増えることも考えられます。
現在、日本人の健康寿命(健康上の問題がなく、日常生活が支障なく送れる年齢)はおよそ70歳と言われています。
10年後、15年後の家族の年齢構成や生活状況がどのようになるか、日頃から十分に考えておきましょう。

飼い主には経済的・時間的な負担が生じます。

犬・猫のケガや病気は突然起こります。治療費が高額となることも珍しくありません。特に、老犬・老猫は、こまめな動物病院への通院が必要になることもあり、飼い主の仕事や生活に支障が生じることも考えられます。
また、長毛の犬・猫は毛玉防止や被毛を清潔に保つためにシャンプーやトリミングが必要になり、飼い主よりも美容院代がかかることがあります。
動物の医療や世話にかかる費用などあらかじめ十分考えておかなければなりません。